のと屋は能登で和菓子を考える・・・・の心

中能登町の不動滝登り口に和菓子屋を経営しています。
山々に囲まれ自然とともにお菓子つくりをしています。

今日はひたすら「ぼたもち」、「いちご大福」・・・・

 今日は「春分の日」。
ひたすたら「ぼたもち」「いちご大福」を作ってました・・・・

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 あと、
「入学祝い」のお祝い返しの菓子箱の御注文を沢山頂きました
小、中、高校と、ご近所や親戚の方から「御祝い」を頂いたお返しですね。

 大体、2~3日の商品の菓子箱、日持ちのする菓子箱等、注文に来られた方の「好きなお菓子」
詰め合わせするお客さんがほとんどです
数種類の方が、よく居られます

何故なら「入学祝いの 熨斗紙(のしがみ)」
を菓子箱の上に貼るので
中身はお客さんの好きな物が入るんですね
・・・・・なので、そこでお客さんの個性が出ます ご相談にもなりますが、とても良い事だと思います。


もちろん紅白のお饅頭を入れる方もおられます。(紅白の薯蕷饅頭といちご大福とかどら焼きとか・・・)

それと「赤飯」
でしょうか。

熨斗紙名は「入学祝い 太郎」、または「入学内祝い 太郎」(親戚に配るなら名前だけでいいかな?)
ご近所に配るなら「入学祝い 山田 太郎」です。

 御祝いのお返しは皆さんのご近所の和菓子屋さんでお返しなんて・・・どうでしょう?

 今日はとても忙しく過ごせました
近くに大型ショッピングセンターもあるのですが、わざわざ足を運んでお買い上げやご注文等頂き、
本当にありがとうございます

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 今日は夕方ぐらいには殆どの商品が「売り切れ」になりました!

 このブログを見て来られる方もいるのかしら?・・・・でしたら、本当にありがとうございます。

4月に向けて
「春の和菓子」も考えております。

さてさて、何でしょう?・・・・・・なんだろ?


何しよ

この輪っかで・・・・


 近所の鉄鋼屋さんに作ってもらった(切ってもらった・・・・)銅製の輪っかです

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 卵に砂糖、薯蕷粉、餅粉、米粉、膨張材・・・・
何?とは言えないですが・・・割とシンプルな配合です。

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 平鍋を使って弱い火で焼いていきます。両面で約12分・・・・時間が掛かりますね
中餡は「つぶあんです。」

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木の蓋で蒸し焼きで、じっくり焼いてあります。

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 銅製の丸枠から軽く押して出した状態です。
見た目はかなり綺麗でしょ?

ぱっと見はチーズケーキのような・・・・んな事ね~か。

 商品名は「かしま餅」
食感は「餅粉」と「米粉」が入ってるので、モチモチした食感です。
なので三町合併前の昔の地元の呼び名で・・・・

 中能登町においでたら是非!



 今日は「つぶ餡」も炊きましたよ~ 
15㌔・・・・

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 ちなみに炊き上がりの硬さは木べらが立つくらい・・・・

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 週に2回のペースで「一斗」の量の「つぶ餡」を炊きます。
 
大体、良いペースだと思います。

殆ど、餡を炊いて、お菓子を作る・・・・御菓子屋さんですから当たり前なんですが。

「商売は飽きずにやる!「商い」とかいて「飽きない」」

・・・・って見習いの頃、バイク好きの豆屋の親方さんが僕に言った言葉です。
もう、他界されましたが・・・・洗い物か丸芋洗いしかしてなかった見習いの自分に声を掛けてくれた人です。

ふと思い出し、また餡を炊き、お菓子を作る毎日です


「和菓子」にとって、ちょうど良い大きさ・・・・を考える

 「おはぎ」・・・・何処の和菓子屋さんもコンビニにもスーパーにも食品関係のお店なら並んでますね


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 珍しくないですね 
ちょうど時期的な商品なので、お近くの和菓子屋さんでご購入、ご賞味下さい。

 「おはぎ」は秋の時期の「萩の花」を、「ぼた餅」は春の花「牡丹」を見立てて呼ぶそうです。
・・・・・他にもありますが「おはぎ」
と言う名がお客さんには理解しやすいので。

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 一晩、水に浸けた糯米「石川米」
をしっかり蒸して、お酒、トレハ、塩、水で作ったシロップ浸けて
湯煎で30分・・・・の状態。
自分好みに糯米を潰して、餅玉を作ります。

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「つぶ餡」や「こしあん」・・・・餅生地で「つぶ餡」を包んで・・・

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 きな粉・・・・当店は「京きなこ」
・・・・上品で好きな色なんです。香も良いですね。
あと、「すりごま」です。

 カミさんが僕と結婚する前、時期が来ると自宅で家族が集まってワイワイしながら作ったそうです。
そんなお家が沢山、あると思います。
そんな時間は大切にしたいですね

・・・・・カミさん、すまん。

所で・・・・やたらと「大きい和菓子」
をよく見ますね。

皆さん、どう思います?
 
 地域によっては冠婚葬祭等で近所に大きな饅頭やどら焼きを配ったりしますね。
それは昔から続いた事なので良いと思うのですが・・・・

 「やたらデカい和菓子」
・・・・昭和チックな・・皆で食べるんでしょうね?話題作りかな?
そう言えばカットを少なくした「長過ぎカステラ」
ってありましたね?あれ面白い
あの発想は凄い 近くにあったら思わず買っちゃうわ

いやいや・・・・

 僕は「和菓子」
の大きさは・・・・一つ食べて、
「これ、美味しいなぁ~・・・・もう一個、食べよ~
で、食べたら
「余計だったかな?」
が、僕は
「和菓子にとって、ちょうど良い大きさ」だと思ってます。

「生地(外餡)と中餡のバランス」ってすごい大事だと思ってます。

 上生菓子の大きさって理由があると思うんですよ。
あの40~45gに表現があってお茶を飲みほす時間と・・・・こう・・・・ね?

「あ~、美味しかった。また食べたいな・・・・」って。


 ローソンさんが「量より質」の和菓子を出しましたね。
僕も以前から言ってますが「地域」ではなく「品種」の小豆の話。(十勝100%とかじゃなく・・・)

 これは今の時代の方向だと思います。
和菓子屋さんの方向性は色々ですが「量より質」。

 品名は違いますが品種は「しゅまり小豆」思わせるネーミングですね。
ただ、食べてみましたが・・・・「しゅまり小豆」ではなく、「エリモ小豆」のようです。


でもまだ「エリモ小豆」をつぶ餡として使ってますから・・・・僕は何とも思わないです。

 僕より、技術が上だけど豆の事を理解してない技術者よりも、
技術が無くても豆を十分に理解してる人達の方が菓子屋として危機感を感じます。

でもコンビニは冷解凍の商品だから「作りたて」ってのは難しいですね。


お客さんに喜んでもらう商品作りをこれからも続けて行きたいですね。



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